こんにちは、Awyllaです!
シリーズの初めにいきなり重い感じのスポットになりますが、最新リリースという事で記事を書いてみました。
先日、公式Newsでこんな記事がリリースされました。
Today a new monument appeared in New Eden at a familiar location to many Capsuleers.
— EVE Online (@EveOnline) 2020年7月21日
Should you wish to pay your respects, venture out to Molea and perhaps you'll be lucky enough to witness the ascension of light. #tweetfleethttps://t.co/Hcj6779bWQ
息の長いMMORPGでは墓地のような概念をもつ場所があることが多いですが、ついにEVE Onlineでも公式によって墓地(の概念を持つモニュメント)が作られました。
簡単に経緯を要約します。
- 2007年にカプセラーのAzia Burgiさんはモレア[Molea]で非公認の「墓地」プロジェクトを始めた。それはカーゴコンテナを墓とみなして、ゲーム内の死者を追悼するものだった。
- 2008年には碑としてのPOS(Player Owned Starbase)が建造され、墓地がPOSに移動された。また、アイテムの仕様が変更されてPOS付近の「墓」がデスポーンしないようになった(通常は宇宙空間に放棄されてから2時間経過したカーゴは消滅する)。その時点で周辺には500を超える墓があった。
- ある日、Aziaさんは掲示板に墓地プロジェクトについて投稿し、徐々に知名度があがって観光名所のようになった。やがて、墓地を冒涜する人々に幾度か襲撃されたこともあったが、毎回再建された。
- もともとは、ゲーム内のキャラクターのための埋葬が主な目的とされていたが、やがて、プレイヤー自身の友人や家族、仲間のカプセルが追悼されるようになった。
- 約1年前に公式によってPOSの段階的な廃止が発表されたとき、このメモリアルの建造計画が同時に掲示された。
- 非公認プロジェクトの開始から13年が経過した2020/07/21、ダウンタイム明けに実際にメモリアルが登場した。約1週間が経った現在、多くの墓標が安置されている。なお、メモリアルから200km以内にドロップされたカーゴは、デスポーンされない仕様となっている。
リアルに亡くなった方(プレイヤーの友人や家族など)が埋葬されている(と思われる)ので、バーチャルではありますが本物の墓地です。モニュメントは光の玉と玄武岩からなる3本の柱で構成されており、神秘的な雰囲気です。
場所はクーニッド[Khanid] - アムディマ[Amdimmah] - モレア[Molea]のMolea II - Moon 1になります。EVE Onlineの新たな要素であるメモリアル。カプセラーの皆さんは是非、足を運んでみてください。
以上です!