(最終更新:2021/08/13)
こんにちは、Awylla(アウィラ)です!
ワームホール宙域に定住することになったので、自分が必要な情報にすぐ辿り着けるよう調べた / 知ったことをまとめています。なにか不足していることがあれば追記すると思います。
この記事ではそれぞれWH宙域をシステムのこと、またWHをゲートのこととして記述しています。
公式(CCP)がWHについて解説した動画を公開しています。この記事を読む前に一度ご覧になることをオススメします!設定から字幕を日本語にしてネ。
ワームホール宙域[WH宙域]
NEW EDENで最も危険と言われるワームホール宙域とはハイセク、ローセク、ヌルセクと同じくシステムの総称です。セキュリティーステータスは[-1.0]に統一されています。ヌルセクと同じく違法となる行為はなく、もちろんバブルも使用できます。一般的にはWH宙域は[W - space]と呼んだり、システム名がJで始まる事から[J - Space]と呼ぶ事もあるようです。WH宙域を未知宙域[Unknown - Space]と呼ぶとの対比して、ハイ、ロー、ヌルセクを既知宙域 [Knowen - Space]と呼ぶこともあります。
すべてのWH宙域一覧を下記参考リンクで確認できます。
①ローカルチャットにカプセラ名が表示されない
WH宙域ではローカルチャットにカプセラ名が表示されません。誰かが何か発言した時に初めてそのカプセラの名前が表示されます。なので、基本的にはそのシステムに誰がいるかはわかりません。
WH宙域で他の艦船を見つける方法は[指向性スキャン]と[オーバービュー]の2つだけです。特に指向性スキャンを使いこなせるようになるまではWH宙域への進入は避けた方が良いでしょう。「ってことは遮蔽(クローク)艦が最強では??」と思った方、正解です。遮蔽しましょう。
②スターゲートでは往来できない
WH宙域はスターゲートでは接続されていません。代わりにワームホール[WH]と呼ばれる、ほとんどランダムに発生して各システムを接続するゲートを使います。WHの詳細は次章で記述します。
③6段階のクラス分けがある
一般的なWH宙域にはClass1からClass6まで、6段階のクラス分けがあります。数字が大きいほどNPCが強力になり、金策としての稼ぎも多くなります。クラスは情報パネルで確認する事ができ、リージョン名の頭文字[A~F]が[C1~C6]に対応しています。
参考:Wormhole space - EVE University Wiki
④多くのWH宙域はシステム効果を持つ
WH宙域の中にはシステム効果を持ち、艦船の性能に強化や弱体化がかかるものがあります。システム効果は6種類あり、WH宙域のクラスが高くなるほど強度が高くなります。強化される場合はNPC戦闘も楽になりますが、弱体化される場合はNPCすら強敵になり得るので効果をしっかり把握しておきましょう。
参考:Wormhole space - EVE University Wiki
⑤粉砕されたWH宙域がある
上記③のクラス分けから、さらなる分類として[Shattered wormhole system(粉砕されたWH宙域, SW)]と呼ばれる100の特殊なWHが存在します。SWには以下のような特徴があります。
・全ての惑星が粉砕されており、PIやストラクチャの建設ができない。衛星はない。
・シグネチャとアノマリの発生率が比較的高い。
・WH宙域の中で唯一、アイスのサイトが発生する。
・K-Spaceへの固定WH(後述)がある。
SWのなかでも、25のWHは小型船用SWとなっており、中型艦以上は入れないSWが存在します。小型船用SWはリージョン名の頭文字が[H]になり、④の環境効果の1つである、WolfRayet(C6)が適応されています。
なお、SWの一覧は次のスプレッドシートにまとまっています。
参考:Rhea_newSystems - Google ドライブ
参考:Shattered wormhole systems - EVE University Wiki
⑥ドリフターWH宙域がある
SWとは別に[Drifters Wormhole Systems(ドリフターのWH宙域)]という特殊なWHが5つあります。これらはSW[ジョブの観測所]というビーコンがあるK-Spaceにのみ固定WHを持ちます。5つの[Drifters Wormhole System]はそれぞれシステム効果をもちます。
参考:Drifters - EVE University Wiki
⑦特別なWH宙域[Thera]
WH宙域の1つに[Thera(セラ、テーラ)]と呼ばれるシステムがあり、WH宙域の中でも唯一、システム内にステーションを持ちます。また、Theraが持つ16の固定WH(後述)[?]は、EVE Scoutによって常にその接続先が公開されており、サードパーティツールでも参照されていることが多いです。
参考:EvE-Scout - EVE Online's Premier Scout Service
参考: Thera - EVE University Wiki
ワームホール[WH]
ワームホールはシステム同士をランダムに接続します。役割はスターゲートに似ていますが、いくつかスターゲートと異なる特徴を持っています。
①あらゆるシステム同士を接続する
ハイセクからワームホール宙域まで、全てのシステムをランダムに接続します。WH宙域同士を接続することもあれば、ハイセク同士を接続することもあります。
②表と裏があり、固有のIDをもつ
ワームホールには表と裏があり、表側と裏側にそれぞれ固有のIDを持ちます。表側のIDからはそのワームホールの種別を後述する一覧表から判別する事ができます。また、裏側のIDは必ず[K162]となっており、表裏は一目で分かるようになっています。WHが接続されるまでは表側だけが存在しており、裏側[K162]は確認する事が出来ません。WHが接続される条件は2つあり、「表側からWHに進入する」か「WHの寿命が15時間以下になった後のどこかの時点(ソース無し)」です。
WHのID一覧が確認しやすいサイトを紹介します。執筆時点ではPathfinderで確認できる一覧表には一部間違いがあるので注意してください。
③寿命をもつ
スターゲートは恒久的に使用できるのに対して、ワームホールは寿命をもち、多くの場合は24時間以内に消滅します。寿命はIDごとに決まっており、「そのWHに初めてワープした時」からカウントがスタートします。
④1隻あたりの質量制限(艦船サイズの上限)をもつ
WHに進入できる艦船のサイズにはIDごとに固有で4段階の質量制限が設けられています。質量制限を超える艦船はWHに進入する事ができません。
⑤トータルの質量上限をもつ
ほとんどのWHはその時点までに進入した艦船の質量が蓄積され、上限を超えると寿命を待たずに消滅します。質量上限はID事に固有のため、事前に確認できます。質量上限には±10%のバラつきがあるため、仮に表記上の質量上限が2,000,000[t]のWHだとしても1,800,000[t] ~ 2,200,000[t]になることを覚えておきましょう。
⑥WH宙域は1~2個の静的WHを持つ
WH宙域はシステム毎にID固有のWHをもち、接続宙域が固定されています。それらは[static wormhole(静的 / 固定WH)]と呼ばれ、寿命や質量上限によって消滅したらすぐに新たな静的WHが発生し、常に同一IDのWHが存在し続けます。
⑦いちど進入すると偏極が発生する
偏極とは5分以内に同じ向きでは同じWHに進入できない特性のことです。この特性によっておなじWHをスターゲートのように何度も往復することはできません。5分待てば侵入できるようになります。
⑧接続先は「見れば」わかる
WHは接続先の分類や質量上限が(慣れたカプセラは)見てわかる程度にハッキリしています。
参考:Visual wormhole identification - EVE University Wiki
これでWHに関する事はだいたいまとまっているはず…。こんな複雑怪奇なWH宙域に定住して30日たったので所感をまとめた記事がこちらです!
参考:EVE Online WH定住はおもしろい[Day30] - 10Gamers 10Lives
以上です!